なかなか更新出来ず申し訳ありません。
さて、今回はちょっと真面目な話を。
題名にもある「ダーツのユニフォームデザイン」。
私もお陰さまでたくさんの選手のユニフォームデザインをさせていただいています。一昨年までは通常の無地のユニフォームに、シルク印刷でのプリントや、安価に抑えたい方はアイロン張り付けのものが主流だったと思います。
昔から思ってはいたのですが、一点一点カッコいいものはたくさんあるんです。でもね〜〜〜分かってないな〜〜〜って思うんですよ、そのデザインは、PCのモニターや、ポスター等、目の前で一点で見るものではないって事!
最近では大規模な大会も増えましたし、ラウンドロビンなんか見てると、みんな一緒に見えちゃってたんですよね。特に、私がダーツと知り合った頃なんて、ユニフォームと言うより、皆さんロケのTシャツ。みんな黒色で、デニム履いてスニーカー…。初めて大会に行った時なんじゃコレって思ったんですよ。個性なんてないじゃん!!って。
でも最近では、カラフルなカラーを取り入れた、ユニフォームも増えて来たので、会場は明るくない良いですね!!!
いや、
違う。
ここ何年かでプロ化もし。個人ユニフォームになり、比較的1枚からでも手が届き出した、全面昇華プリント採用にいる加工。皆さん、どんどん多彩な色・グラデーション、背景の柄なんか入れて来ています。パソコンも手軽になったし、素材サンプル帳みたいなものも安く売ってますしね。
さて、いいのでしょうか?
先程もお話しましたが、一点一点を見れば確かにカッコいい気もします。ただ会場で見てるとゴッチャゴッチャしてて、誰が誰やら分からないし、チカチカしてて本当にそれで良いのって思うんです。
それに、1000人を超える様な大きな大会の時、絶対的に言えるのは「存在感あるデザイン」。そして遠くから壇上で戦っている選手を見ても、誰か、何処の選手か分かる様なものこそ、本当にユニフォームのデザインをする中で大切なものだと思います。
後、ユニフォームの場合、背中一面で一つのデザインと私は思っています。なのに、背面のデザインはデザインで、下にはそのデザインとは全く関係もなく、PCにあるフォントで名前を入れ、バックもゴチャゴチャしているので、せっかくの背面のデザインの見えてこない…
多いな〜〜〜〜。
私のデザインするものも最近は、全面昇華プリント採用にいる加工のものが増えて来ています。そういったプラスアルファーの加工を良い様に取り入れて、これからもデザインしていきたいと思います。
今週末は久々に、大会会場に行ってきます。
来期に向けての、デザインの事もありますし、今お待たせしているプレーヤーさんのデザインもあるので、今、本当にカッコいいデザインは何なのか悩んできたいと思います。
出来れば、よりシンプルかつ存在感のあるデザインしていきたいですね。
これは、先日The WORLDでチャンピオンとなった、フィリピンのローレンス・イラガンものです。

偉そうな文面になり失礼しました。でも高いお金払ってユニフォーム作っている方の為にも、心込めて作成しなきゃね。
と、思うんです。
posted by SONPI at 12:41|
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